
山奥ニートで月2万円で
本当に暮らせるの?
山奥ニートというと
「月収2万円で豊かな暮らし」というイメージですよね。
でも、税や社会保険料を考えると、
月2万円じゃ全然足りません。
この記事では、現役ニートの筆者が
- 山奥ニート、本当の月の生活費はいくら?
ということを書いています。
計算間違ってたらすみません。
月の生活費はO万円
山奥ニートの月の生活費は、
- 3万6610円〜5万2830円
このように幅が出るのは、
- 遁世ハウスのコストの違い
- 国民健康保険の負担の違い
があるからです。
なお、所得が増えると税金や社会保険料の負担が増えるので
生活費が増えてしまいます。
また、ここには、娯楽費、理髪代などは含んでいません。
食費・家賃・光熱水費・シェア自動車の費用
- 月2〜3万円の遁世ハウスが多い
和歌山にある共生舎では月1.8万円だそうですね。
全国の遁世ハウスでは、2~3万円というところが多いです。
国民年金
- 国民年金は、月16610円
令和3年(2021年)の国民年金保険料は、月1万6,610円。
年間19万9,320円になります。(出典:楽天証券トウシル)
前納などを使うともう少し安くなりますが…高いですよね。
でも払わないと年金が全くもらえなくなってしまいます。
例えばうつ病になって働けなくなっても、
国民年金に加入している期間が少なすぎると障害年金ももらえません。
国民年金の負担はマストです。
国民健康保険
所得により異なります。
山奥ニートに多いと思われる、
年間所得30万円程度の1人世帯でシミュレーションしてみました。
和歌山市の場合、年間74640円になります。
月にならすと6220円。
ちなみに東京都江戸川区の場合、年間55000円です。
山奥ニートは限界集落に住んでいますが、
そうすると医療費負担も重くなりがちですね。
なお、家族の誰かの扶養に入っているなら
払う必要がありません。
税金
税金も忘れてはいけません。
が、所得の少ない山奥ニートなら
税金は0円で行けます。
住民税
住民税は前年度の分が課税されるので注意しましょう。

今年はニートだから
非課税!
と思っていると痛い目に遭います。
ちなみに独身の山奥ニートで、年間所得が35万円以下(1級地)なら住民税非課税となります。
(出典:MONEY JOURNAL)
「山奥ニートやってます」の石井あらたさんは年間所得30万円だそうなので、
住民税は非課税なのではないでしょうか。
住民税は自治体によって異なるので注意!
例えば和歌山市だと単身で年間所得31万5千円以下なら住民税非課税となります。
(出典:和歌山市HPよくある質問)
所得税
アルバイト収入で年103万円を超える収入があると所得税が課税されます。
いわゆる103万円の壁というやつですね。(出典:MONEY JOURNAL)
ブログなどの事業収入の方も調べてみました。
石井あらたさんのように、月2万円程度のブログ収入なら
所得税はかかりません。(出典:かんたん税金シミュレーション)
また、月4万円のブログ収入でも青色申告を使えば
所得税は0です。
まとめ
山奥ニートなら、月に3万6000円〜5万2000円程度で生活できます。
月に2万円じゃちょっと暮らしていけませんね。
かといって、所得が増えると税や社会保険料の負担が増えるのも
悩ましいところです。
娯楽費や理髪代を含めると、月に5~6万円の稼ぎは必要ですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。