精神科の薬はやばい?飲みたくない?
精神科の薬は怖い!
飲みたくない!
廃人になるんでしょ!?
精神科の薬にこんなイメージがありますよね。
私もそうでした。
薬を飲んでいる今も怖いです。
副作用でひどい目にあったこともあります。
必要なのでお薬を飲んでいます。
この記事では、うつ病の私が
- 怖い気持ちを克服して
薬を飲むに至った経緯
を書いています。
これを読めば、ちょっとは怖さが和らぐかも!
そもそも薬は怖いもの
そもそも、処方薬はみんな危険です。
正しく使わなければ、薬でかえって健康を壊してしまいます。
正しく使っていても、やっかいな副作用が出ることも。
だから、資格のある医師や薬剤師しか取り扱えないように
なっているんですよね。
薬は飲まないに越したことはありません。
ただし、健康なら。
私は治療のために必要だから薬を飲みます。
薬を飲むリスクと恩恵を天秤にかけて、
恩恵の方が上回るので薬を飲んでいます。
また、精神科の薬が特別危険というわけでもありません。
例えば、風邪薬でも
乱用すると依存症になったりします。
参照:https://www.min-iren.gr.jp/?p=26740
「廃人」イメージは症状の可能性あり
精神科の薬を飲むと廃人になるんでしょ!?
精神科の薬=廃人になる、飲んだら終わり
みたいな極端なイメージを持つ方もいますね。
実際に精神病院で、ぼーっとした様子の患者さんを
見たことがあるかもしれません。
でも、その患者さんは元の病気の症状でそうなってしまった可能性も
十分あります。
医師ですら、薬の副作用なのか症状なのか判断するのは
簡単ではありません。
まして素人に何がわかるのか?ということです。
実際、治験で廃人になる副作用なんて出たら
承認されませんよ。
参考サイト:http://kokoro.squares.net/?page_id=127
症状の方が怖い
私の場合、うつの症状として
- 気分の落ち込み
- 希死念慮
- 解離
- 意欲低下(動けない)
が起こっていました。
中でも怖いのが希死念慮。
自分の意思とは無関係に、死にたい気持ちになってしまいました。
「このままじゃ危ない」と思い、お薬を飲んでいます。
安心できる薬から始めさせてくれた
精神科のお薬は怖いです
と話したところ、
漢方薬からスタートしました。
ざっくり言うと、
漢方薬→いつでもやめられる抗うつ薬・抗不安薬
→続けて飲まないといけない抗うつ薬→抗うつ薬+抗精神病薬
という感じで、病状を見つつだんだんステップアップしていきました。
「最初から、続けて飲むタイプの抗うつ薬は怖い…」ということなら、
まずは「これなら飲んでも良いかな」というお薬からスタートさせてもらうのもアリだと思います。
ただ、今となっては最初から怖がらずに抗うつ薬で治療していれば
もっと早く良くなったかな〜と少し後悔しています。
結果論ですけどね。
まとめ
- 症状の方が薬より怖い
- 医師と話し合って薬を決めることができた
- もっと薬を早く始めていれば…と後悔も
「精神科の薬は怖い…」と治療をやめてしまうのではなく、
「薬は怖いけど、症状をなんとかしたい。」という気持ちで治療を続けてください。
医師に「薬が怖い」と
伝えてみると良いかも
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。