「うつ病でお金の心配ばかり。貧困妄想?」←それ違います。【医師に聞いたこと】

うつ病があって、お金の心配ばかり。
貧困妄想かな?ネットで検索したら出てきた。
うつ病のことをいろいろネットで調べていると、「貧困妄想」というのが出てきますよね。
この記事では、うつ病患者の筆者が
- 主治医にお金の心配について質問してわかったこと
を書いています。
この記事を読めば、あなたの心配が何なのかがわかりますよ!
貧困妄想とは

貧困妄想は、典型的にはお年寄りのうつ病患者さんに出ます。

先生、お金がもう1円もないので治療ができません
退院させてください。

このような状態を貧困妄想と言います。
訂正しようとしても訂正できないので「妄想」です
貧困妄想とは、経済的には問題がないはずなのに、極端にお金の心配をしてしまうような場合があてはまります。 「お金がないのでこれから生活していけない。」
梅田あかつきメンタルクリニック
と、ネットでは書いてありますが、
実際には、「訂正しようとしても訂正できないほど思い込みが強い」のが妄想だそう。
「貧困妄想かな?」と思った時点で妄想ではない
さて、あなたは

うつ病でお金の心配がある。
貧困妄想かな?
と思ってこのページにたどり着いたと思います。
残念ですが(?)その時点で貧困「妄想」ではありません。
自分で「お金の心配を必要以上にしすぎてるな」とわかっているはずです。

この場合、貧困妄想ではなく
不安の一種です
お金の心配は、わかりやすい
お金って、数字で測れて一目瞭然なのでとってもわかりやすいですよね。
私の場合、

お金というわかりやすいものに
不安が現れている状態
だそうです。
あなたも、貧困妄想ではなく
お金に不安が現れているのではないでしょうか?
通院されている方は、

お金の心配があって…
と医師に打ち明けてみるのもひとつだと思います。
まとめ
- 貧困妄想とは、「お金がない」という思い込みが訂正できないほど強い状態をいう。
- 「貧困妄想かな?」と思っている時点で、もはや貧困妄想ではない
- お金というわかりやすいものに、不安が現れている状態
きっと、このページにたどり着く多くの方は、貧困妄想ではなく
不安が出ている状態だと思われます。
お金の心配があることも主治医に相談することをオススメします。
現実的な対応としては、
などが考えられます。
筆者は、服薬とカウンセリングを受けていて、障害年金についても検討中です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。